3月17日(火)は彼岸の入りです。
お彼岸におはぎを食べるのは、ご先祖様への感謝の気持ちを表し、邪気を払うためです。
今回はおはぎとぼた餅の違いについて解説していきます。
おはぎとぼた餅の違い
おはぎとぼた餅は基本的に同じ和菓子です。
食べる時期や名前の由来が異なります。
おはぎ:秋彼岸、 萩の花(名前の由来) 、粒あんが多い、俵型が多い
ぼた餅: 春彼岸、牡丹の花(名前の由来)、こしあんが多い、丸型が多い
形の傾向も花に見立てているようです。
秋に咲く萩の花に似ていることから「おはぎ」。春に咲く牡丹の花にちなんで「ぼた餅」と呼びます。秋は実りの季節であり、収穫への感謝も込められています。
秋の彼岸では収穫されたばかりの小豆が柔らかいため、粒あんにすることが多く、春の彼岸では保存された小豆の皮が固くなるため、こしあんにすることが多い傾向があります。ただし、現在では季節を問わず「おはぎ」と呼ばれることが増えています。
おはぎとぼた餅は基本的に同じで、食べる時期や名前の由来が違うだけなんですね!
彼岸とは
彼岸は年2回、春と秋にある仏教行事です。
春分の日と秋分の日を中心とした前後3日、合計7日間を指し、ご先祖様や故人を供養し、感謝の気持ちを捧げる大切な期間とされています。
彼岸の期間は、春分の日と秋分の日を中日として決まります。
春分の日と秋分の日は毎年同じ日ではなく、前年の2月上旬に官報で正式な日付が発表されます。
彼岸の意味は、「悟りの世界」や「極楽浄土」を意味する言葉です。
彼岸は「到彼岸(とうひがん)」が語源で、もともとはサンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳です。
仏教では極楽浄土は西方にあると考えられています。
春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
この日は「あの世とこの世(此岸)が最も近づく日」とされ、ご先祖様へ思いを伝えやすいと考えられています。
古くから人々は真西に向かって手を合わせ、極楽浄土に思いを馳せてきたことが彼岸の始まりとされています。
彼岸の期間は、ご先祖様への感謝と自身の修行を行う期間です。
お墓参りは日本独自に生まれた文化で、江戸時代中期ごろから始まりました。
冬の寒さや夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい気候のため、お墓参りに適しています。
中日にお墓参りに行くのが良いとされています。
自宅に仏壇がある場合は、いつもより丁寧に掃除をします。
彼岸の期間は特に祝い事を避ける必要はありませんが、地域や宗教によっては配慮が求められることもあります。
お彼岸の期間は故人の供養とご先祖様に感謝を伝えたいですね。
お彼岸とおはぎの関係
お彼岸は、ご先祖様を供養し感謝する期間です。 小豆の赤色には魔除けの効果があると信じられてきました。また、昔は貴重だった砂糖を使った甘いおはぎをお供えすることで、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えていました。
小豆の魔除けの理由は鮮やかな赤色は、血液の色、生命の象徴と考えられています。古来、赤色は太陽や火、血といった「生命」を象徴する色であり、魔除けや厄除けの力があると信じられていました。中国や日本では、この赤色に特別な力があると考えられてきたのです。
小豆はその赤い色から、古くより魔除けや邪気払いの象徴とされてきました。そのため、お正月や節句、祝いの席、季節の行事など、特別な日に供え物や食べ物として用いられています。例えば、冬至に小豆粥を食べる風習や、お祝いの席でお赤飯を食べるのも同様の理由からです。
中国最古の薬物書に、小豆の煮汁が解毒剤として使われたと記載されているなど、古くから薬効のある食材として知られています。また、その赤い色が呪術的な力を持つ特別な食材として扱われてきた歴史があります。
この信仰は日本だけでなく、韓国や中国にも共通する文化として存在し、小豆を用いたお粥などで邪気を払う風習が見られます。
小倉の赤色は魔除けの効果があると信じられてきたのは知らなかったので驚きました!
まとめ
おはぎとぼた餅の違いが分かっていませんでしたが、これからは収穫への感謝をしていきたいです。
この期間はこれまで紡いできてくれたご先祖様をしっかり供養し感謝したいです。
調べていくと色々意味があることなんだなと思いました。
古くからある習慣を大事にしていきたいですね。



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